2006年3月にあった岐阜県の県立高校の入学試験の合格者最低点を非公開とした同県教育委員会の決定に対し、同県の情報公開審査会は、「公開すべきだ」との答申を出した。県教委は2006年7月、「高校を序列化する風潮を助長する恐れが強い」として非公開とした。しかし審査会は「序列の存在は周知のこと。むしろ公開することで、志望校選定の参考資料とすることができ、受験生や保護者に与える利益は大きい」として公開を求めた。
同県によると、これまでに全国14府県で高校入試の合格者最低点の公開を求める請求が出されているが、いずれも非公開とされ、情報公開審査会の段階でも非公開が容認されていた。公開の答申が出たのは今回が全国初めて。
公開請求があったのは、2006年3月にあった県立高校入試の一般選抜で、同県大垣市内の全日制高校4校の合格者の最低点など。同市内の住民が請求していた。一般選抜入試は、全校で同じ問題を使っている。
県教委学校支援課は「答申を受け、速やかに請求に対する判断をしたい。現時点では公開するかどうかはわからない」としている。
(C)岐阜県高校入試ナビm