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香川県公立高校入試の学力検査分析


香川県教育委員会は、2009年春に実施した公立高校入試の採点結果と分析を発表しました。

それによると、学力検査は、5教科の総合得点(250点満点)の平均点が55%(137.5点)前後となることを目安に問題を作成したところ、実際の平均点が55.2%(137.9点)であり、予想通りの出来であった。また、5教科の総合得点は、180~200点の層にピークがある分布となりました。

2009年度入試の教科別平均点
各教科50点(総合点250点)
国 語 平均点26.2点 最高点49点  前年平均28.2点
数 学 平均点27.1点 最高点50点  前年平均27.8点
社 会 平均点29.8点 最高点50点  前年平均31.8点
英 語 平均点27.7点 最高点50点  前年平均29.2点
理 科 平均点27.2点 最高点50点  前年平均29.4点

これらを受けて香川県教育委員会からは、2010年度に受験する受験生に向けて3点メッセージを発しています。

受験生へのメッセージ
① 授業を大切にして基礎的・基本的な事項をしっかり理解するとともに、それらを活用し、筋道を立てて考える力をつける。
② 問題の意味を正しく読み取り、考えたことを的確に表現する力をつける。
③ 社会の動きや身の回りで起こっている事柄にも興味関心を持ち、学習したことと関連づけて考えてみるようにする。

以下、2009年度入試の各教科ごとの講評です。
国 語
① 小説を読んで答える問題はよくできていた。
② 評論を読んで答える問題で、文章を正確に読み取り、その論旨を的確に表現する問題は、期待した正答率を下回った。
③ 歴史的かなづかいや漢字の読みなど、言葉に関する基礎的な知識や理解を問う問題も、期待した正答率を下回った。
④ 作文は、「学ぶことや知ることの喜び」というテ-マを出題したが、体験や具体例が書けていないものが多かった。

数 学
① 数と式、数量関係についての基礎的・基本的な知識・技能が身についているかどうかをみる問題はよくできていた。
② 図形の計量についての問題は、期待した正答率を下回った。
③ 与えられた規則にしたがって考える問題は、期待した正答率を上回った。
④ 証明問題は難易度が高い内容であるが、取り組もうとする姿勢がうかがえた。

社 会
① 公民、歴史、地理の3分野のうち、歴史分野が最もよくできていた。
② 基本的な用語を答える問題や、表やグラフなどを読み取る問題はよくできていた。
③ 歴史的分野の問題で、できごととそれが起こった時期を組み合わせる問題など、いくつかの知識を関連付けて考える問題は、期待した正答率を上回った。
④ 論述する問題については、的確に表現する力に課題はあるものの、取り組もうとする姿勢がうかがえた。

英 語
① 英語を聞いて答える問題や、会話でよく使われる基本的な表現に関する問題はよくできていた。
② 意味が通るように語を並べかえる問題は、正答率が低かった。
③ 本文の内容に合った語や文を選ぶ問題は、期待した正答率を上回った。
④ 自分の意見を英語で表現する問題は、身につけた知識を活用して取り組もうとする姿勢は見られたが、語の綴りや文法の誤りが多かった。

理 科
① 観察や実験での基本的な操作や用語を答える問題はよくできていた。
② 地学分野で論述する問題は、用語の定義を正確に表現できているものが少なかった。
③ 化学分野でグラフを書く問題は、表から正確に値を読み取りグラフに表せないものが多く、期待した正答率を下回った。
④ 物理分野で計算する問題は、難易度の高いものも含まれていたが、期待した正答率を上回った。


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